「大企業や名の通っている企業に入ることが就活の正解ではない」と伝えたい

こんにちは、けいぼーと申します。

渋谷のIT企業に就職予定の大学生です。

大学生や就活生、若手ビジネスマンに少しでも役立つ情報を発信したいと考え、当ブログを設立しました。

当記事では、自分の就活に関する原体験と、当ブログおよび自分が一番伝えたいことをまとめました。

就活に対してネガティブなイメージを持っているかつての自分のような人が、少しでも就活に対してポジティブなイメージが持てるようになっていただけたら嬉しいです。

就活のイメージがいやすぎて、1年休学した

ぼくは、1年休学したのちに就活をし、心から入社したいと思えた渋谷のIT企業に就職を決めました。

休学をした理由は、「就活が本当に嫌だった」というものにつきます。

そもそも、大学受験とは違ってどうやって就活をしたらいいかわからなかったし、自分が就活をがんばったところで幸せに働いてる未来を描けなかったのです。

ぼくは大学3年生当時、大手IT企業でインターンしていたのですが、仕事ができなさすぎて怒られてばかりでした。

みんなが当たり前にできている仕事でもミスを連発し、社会に出ることが怖くて仕方ありませんでした。

そんな状況だったので、やりたいこともわからないし、自分ができることもわからない。

周りの同級生が就活に向けて当たり前のように準備しているのを尻目に、自分は1歩も行動できずに足踏みしていました。

だから、自分が楽しく働いて結果を出すために必要なことを知って、自分が納得のいく就活ができるように1年休学しました。

休学にあたって、多くの人から反対を受けましたが、ここで適当に就活をして後悔したくないと思い休学に踏み切りました。

そして、休学時にはベンチャー企業での長期インターンをしつつ、たくさんの楽しく働いてる社会人の話を聞きました。

講演会みたいなものはもちろん、SNSで「会いたいです!」とメッセージを送ったりして、とにかく楽しそうに働いている人たちがどうして楽しく働けているのかを知るために、ひたすら話を聞きに行っていました。

また、読書やSNSでのインプットも欠かさずに行っていました。

そこで気づいたのは、楽しそうに働いている人たちは例に漏れず、常識にしばられずに自分のできること・好きなことを仕事にしているということ。

そして、自分のできること・好きなことを仕事にしているということは、それぞれの人に全く異なる正解があり、まずは自分ができること・好きなことを自己分析する必要があるということに気づかされました。

そこから、自分が今まで結果を出せたこと・没頭できたことに対して「なぜ?」と深掘りしていき、自分のできること・得意なことを知ることから就活をはじめました。

心からやりがいを感じ、幸せに働ける仕事ができる会社を探すための就活をした

ぼくは休学するとき、就活に対してこんな誤解をしていました。

それは、大企業や名の通っている企業に入ることが就活の正解であるということです。

ぼくは、早稲田大学という世間でいうと高学歴の部類に入る大学に通っています。
「早稲田は高学歴なのか」という話も出るとは思いますが、高2の時点で偏差値40台だった自分にとっては、早稲田は高学歴だと考えています。

そして、高学歴だからこそなおさら、「大企業や名の通っている企業に入ることが就活の正解である」と考えがちでした。

しかし、自分にとっての就活における正解は「大企業や名の通っている企業に入ること」ではありませんでした。

自分にとっての就活の正解は、「心からやりがいを感じ、幸せに働ける仕事ができる会社に就職すること」でした。

自分が幸せに働けた上で結果を出すためには、大企業であるとか名が通っている企業であるとか以前に、「心からやりがいを感じ、幸せに働ける仕事ができる会社」に入ることに就職することが必要だと考えたのです。

そして、「心からやりがいを感じ、幸せに働ける仕事ができる会社」を見つけるためには、自分ができること・やりたいことを知ることが不可欠でした。

だからこそ自己分析を徹底して行い、自分の過去・現在・未来を客観視し、ときには友人などの手も借りながら自分ができること・やりたいことを突き詰めて考えました。

そして、導き出した自分のできることは、一人ひとりと深く向きあうこと。
逆に言うと、大人数が集まる場所で目立つように振舞ったり、はじめて会う人と最初からフランクに打ち解けることは得意ではありません。

自分のやりたいことは、一人でも多くの人が自分に自信を持って、働くことを楽しめるような社会を作ること。
逆に言うと、結果を出すために死ぬ気で頑張ることは必要だとは思いつつも、その結果を得たとしても本当に幸せになるのかは常に考えます。

そしてその自己分析の結果から、さまざまな企業のなかで自分がもっとも合うだろうと思えた渋谷のIT企業から内定をいただき、就職することを決めました。

ここで語弊がないように言っておくと、「心からやりがいを感じ、幸せに働ける仕事ができる会社」が大企業や名の通っている企業であることはあると思います。

だから、大企業や名の通っている企業に入ることが不正解だなんて毛頭言うつもりはありませんし、むしろ入れるならそっちのほうがいいと思っています。

ただ、就職の決め手が大企業であったり名の通っている会社だからという理由で、かつ自分に納得感がないのであれば、もう少し考えようはあるよと伝えたいです。

就活は自己分析が9割

就活は自己分析が9割です。

とにかく、自分の過去・現在・未来を洗い出し、自分のできること・やりたいことをひたすらに知り尽くすことが大切です。

自分が心からやりがいを持って幸せに働くためには、自分が現在や今までに何をやりがいに感じていて、何に幸せを感じていたかを知る必要があります。

ぼくはかつてやりがいを持って幸せに頑張れた原体験として、

・大学受験
・高校ハンドボール部の指導者
・教育系ベンチャーでのインターン

があり、これらの共通点を分析することで自分が心からやりがいを持って幸せに働けるために必要なことを言語化していきました。

一方で、就活において、自己分析なんて無駄だという人もいます。

たしかに、この意見には一理あると思います。

特に、大手企業に入ることだけを目的にするなら、自己分析はむしろやらないで、就活テクニックを磨いていったほうが効率はいいと思います。

自分の友人でも、自己分析を全然やっていなかったにも関わらず、ESや面接術を磨きまくって誰もがうらやむような大手企業にいくつも内定した人がいます。

ただ、それが万人に当てはまる幸せに働ける正解であるとは、ぼくは思いません。

一人ひとりがやりがいを感じることも、幸せに感じることも全然ちがいます。

だからこそ、自分が本当にやりがい・幸せを感じられることを知ることが重要です。

そして、自己分析をしていくと、それによって入れない会社も正直出てきます。

自分も「この質問でこういう回答をすれば、内定がもらえるんだろうな」と思ったこともありました。

しかし、自分が心からやりがいを持って幸せに働くためには、合わない会社に合わせるよりも、本当に心から会うと思える会社に就職した方が絶対にいいと思ったので、相手に合わせずに落とされたこともありました。

ただ、後悔は全くしていません。

このような原体験から、心からやりがいを持って幸せに働ける会社を見つけるためには、「自己分析が9割」だと考えています。

やりたいことがないなら、得意なことを極めて市場価値をあげよう

ただ、自己分析をいくら突き詰めても、自分のやりたいことがわからないという人もいると思います。

そういう人は、自分のかつて結果を出せた得意なことを仕事にして、市場価値をあげていくことをおすすめします。

できることが増えれば見えてくる景色も広がり、結果としてやりたいことが見つかる可能性が高いです。

ここでも、大企業だからとか名が通っている会社だからとか、そういった理由で会社を決めるのはよくありません。

自分が人よりも容易に結果を出せること、つまり得意なことだけでも自己分析して市場価値をあげられる会社に就職することで、将来的に自分のやりたいことが見つかれば最高です。

さいごに

ここまで長々と書いてきましたが、ぼくがとにかく伝えたいことは、「周りの目を気にせず、自分が心からやりがいを持って幸せに働ける環境を見つけることが就活のゴール」だということです。

大企業だからとか名が通っている会社だからとか、他人のものさしで就活をしていくのは自分の人生を放棄していることと同じです。

ぼくは当ブログやさまざまな媒体での情報発信を通じて、これから、「周りの目を気にせず、自分が心からやりがいを持って幸せに働ける環境を見つけることが就活のゴール」であるということを伝えていきます。

賛同していただける方は、当記事をシェアしていただけると幸いです。